保育士の方へ|保育士あるある 人間関係の悩み

保育士_あるある

 

保育士にまつわる”あるある!”というエピソードをいくつかご紹介いたします。今回のあるあるは保育士現場でありがちな人間関係の悩みについてです。新人保育士、同僚保育士、園長、保護者と保育士の周りにはさまざまな人間関係の悩みが起こります。人間関係の悩みの解決策をお伝えいたします。子供は昔から好きで保育士になろうと思って保育士の資格を取得した。しかし就職したものの他職員、園長、保護者との人間関係の悩みを持つことが増えた。保育士の仕事をするのは好きだけど、人間関係の悩みを解消できずストレスがたまってしまっている。
このような人間関係の悩みを持つ方も多いかと思います。そんなあなたのために、よくある悩みの例と解決策をお伝えします。

新人保育士との人間関係の悩み

入ってきた新人保育士が指示をしてもなかなか動かなかったり、伝えてもうまく伝わっているのか分からなかったりすることにストレスが溜まってしまうことがあるのではないでしょうか。

解決策

まず前提として新人保育士は園のことを何も知らないため、不安を多く持っています。また、先輩保育士に質問しづらい環境であれば積極性も失われていってしまいます。まずは先輩であるあなたが新人保育士を暖かく受け入れる体勢や環境を整え、普段仕事をしていて当たり前だと思っていることも含めて面倒でも最初に伝えておいたり、こまめに声をかけたりして新人を気にかけている、という姿勢を見せることが必要です。1日の流れや仕事内容が分かるように、1日の流れと保育士の主な援助を口頭だけでなく可視化できるようプリントで渡しておくのもおすすめです。仕事内容を共有することができ、新人保育士も1日の流れや見通しを立てることができます。

同僚保育士との人間関係の悩み

同僚保育士と性格的に合わなかったり、同僚との仕事量の違いにストレスが溜まることがあるのではないでしょうか。

解決策

もしも同僚と自分をどこかで比べてストレスが溜まってしまっているのであれば、まずは相手のことを気にすることをやめましょう。あなたの頑張りは必ず誰かが見てくれていますし、何よりあなたが頑張って仕事をしていることはあなた自身が一番わかっているはずです。”今日も私頑張った偉い!”と毎日心の中で自分を褒めて自己肯定感を高めましょう。性格的に合わないということであれば、相手も同じように感じているかもしれません。わざと嫌がらせをしているのではないのであれば、相手も良かれと思って行動しているはずです。相手のことを理解できていないからこそ、嫌な方向に考えてしまうのかもしれません。同僚でしか共有できないことや話せないことは多いので、まずはお互いたくさん話して理解を深めることが大切です。同僚だからこそぶつかっても良いかと思います。

園長との人間関係の悩み

園長と性格が合わない、自分のことを理解してくれていないと感じてストレスが溜まることもあるのではないでしょうか。

解決策

園長は多くの保育士、園児と関わっているためにあなたのことを理解しきれていない部分はあるかと思います。理解してもらいたいと思うのであれば積極的にコミュニケーションを取るのが一番ですが、ある程度割り切った方が気持ちは楽になります。また、園長に対する人間関係の悩みは他の保育士たちも同じように思っていることが多いので、同僚や先輩に相談してみましょう。

保護者との人間関係の悩み

保護者が無理なお願いをしてきてストレスが溜まったり、保護者の子どもとの関わり方に不安を感じる部分がある方もいるのではないでしょうか。

解決策

保護者にとっては自分の子どもが一番可愛くて当然で、大事にするあまり子育てに不安を感じている保護者は多くいます。また、毎日園での子どもの様子を見ることができないため、どのような園生活を子どもが送っているのか気になっています。まずは子どもを大切に思う気持ちは同じであるはずなので、保護者と子どものことについて多くコミュニケーションを取ることが重要です。お互いに園や家庭での様子を伝え合うことで把握でき、不安も解消される部分があるはずです。また、保護者が子育てに悩みを抱えているのであれば親身になって必要であれば保育士の観点から助言しましょう。そして園生活を把握できるように、1日行った内容を簡単にボードなどに書いておいて可視化できるようにしておくのもおすすめです。保護者と会話を広げたり家庭内で保護者が子どもと話すきっかけになります。

どうしても解決しない方は転職を!!

どうしても人間関係で解決できない方は、転職も一つの手です。現在保育士が働くことができる場所は数多くあります。その中にあなたに合う園は必ずあります。ストレスの溜まる園で無理をし続ける必要はありません。保育士自体が自分に合わないということであれば別の職という選択肢もあります。自ら自分の幅を狭くする必要はありません!

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