保育士の方へ|保育士あるある 仕事(日常業務)の大変さ

保育士あるある

保育士あるある|仕事の大変さ

保育士の仕事って楽しい事だけではありませんよね。保育士だけが分かる保育士あるあるを紹介していきます。

多忙な日常業務

保育園の仕事はかわいい子どもの成長を近くで見守り一緒に喜び合える素敵な仕事ですね。楽しい保育園の仕事でも書類書きや製作作りなど大変なことがたくさんあります。

残業が多い

よく保育園で働いている事を友達に言うと「子どもたちとお昼ご飯を一緒に食べたりお昼寝をしたり、おやつが食べられて楽しいね」と言われることが多いと思います。お昼やおやつは美味しいので間違ってはいないのですが、お昼寝は一緒に寝ているわけではありませんよね。「寝かしつけ」というとても大切な仕事があるのです。皆さんも体験していると思いますが、30分しても寝てくれないなんてこともよくあります。園にもよりますが休憩時間が取れない事も保育士あるあるの1つですよね。保育園で長く働いている先輩は「保育園は仕方がない」というと思います。私も休みが無い事に慣れていた1人なのでよく分かります。なぜ残業が多いのか?それは事務職のように決まった時間で働くことが出来ないからだと思います。子どもたちの体調や気分に合わせて関わりを大切にすることで時間どおりにはいかず書類の仕事が残り夕方定時を過ぎても帰れず残業となってしまいます。時間の使い方は難しいですね。

1年を通しての行事

保育士の1年はとても忙しいです。日本由来の行事に加え、運動会・音楽会・観劇・誕生日会・お化け屋敷大会など、あげていけばきりがないほどのたくさんの行事があります。子どもたちは行事で成長をしてくれるので大切なことですが準備はとても大変です。私の勤めていた保育園では1年の初めにどの行事の担当になるかを決めました。司会とピアノです。保育士はみんなで協力をして1つの行事を作り上げていきます。どんなに自分の仕事があっても「皆で手伝う」という事を大切にするのが保育士。準備に時間がかかってしまってもなかなか自分だけ帰る事が出来ません。「今日に限って歯医者に行く日だけど帰れない」なんてこともよくありました。

研修参加

研修には園で行う会やたくさんの園が集まって1日がかりで行う会などがあります。保育は日々変わり保育士の意識も今と昔では違います。新しい事を吸収して子どもたちの保育を充実させてあげたいと思い研修に向かうのですが、夕方の2時間ほどの研修は1日の疲れがピークの時間帯です。お腹がすくし眠くなるので大変でした。研修に行く前は忙しいので必ず車の中で食べられるものを朝用意しておき、お腹が鳴らないようにしました。もう一つは、講演会を聞きながら眠くならない様に、手が止まることなくメモを取り睡魔に襲われないように気を付けました。また、隣の仲間に寝たら起こしてもらえるように頼んでおくようにしました。寝ている姿を見られるわけにはいきません。保育士は身体を使い1日保育した後で疲れてしまっているので、違う意味で努力が必要ですね。

多忙な日常業務の解決策

私は多忙な日常業務の解決策として、仲間との協力が大切だと思います。保育士は集中して仕事が出来る時間を取る事がなかなか出来ないので、意識をして集中できる仕事を行う時間を作るといいと思います。仲間と相談しお昼寝中も「子どもを見る時間」と「事務をする時間」と決める事で集中して与えられた時間内に頑張ろうという気持ちになれると思います。気の利く人や素早く動ける人だけがいつも子供の面倒を見ていて、気づくといつも同じ人が見ているなんてことも少なくないと思います。もう行っている園は多いと思いますが、会議などで何日の何時から行事の準備をする事などをしっかりと伝え合い、突発的な仕事は少なくして、計画的に仕事が進められると忙しくても日常業務をこなすことが出来るのではないかなと思います。

どうしても解決しない方は転職を!!

今の園で頑張るという気持ちもとてもいいと思います。また、保育園には色々な特色のある園があるので、もし今働いている園が自分に合っていないと思ったら、転職を考えてみてもいいと思います。私が初めて転職した時の事なのですが「今まで頑張ってきたのにまた1からだ」と思って次の園に就職しました。ところが、●年働いていたベテランの保育士さんがくると園長先生に紹介されていました。私はベテランでもないのでどうしようかと思いましたが、自分の働いてきた日々は終わったのではなく、経験として繋がっていくのだなと思いました。今の園が自分に合っていないと感じる事は、保育を一所懸命して自分の大切にするものが見え「自分の保育」がしっかりとしたものになったからだと思います。保育園の雰囲気などをしっかりと調べ自分の保育に合う園への転職もいいですね。

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