転職を考え始めた保育士さんがまず考えるべき3つのポイント!
働いている保育園の環境が、自分に合っていないと感じていませんか?「もっと子ども達のことを考えた保育がしたい」「人間関係や給料に不満がある」など、キャリアアップや不満を感じている場合は、転職の時期かもしれません。しかし、「転職先が見つからないかもしれない…」「転職先が良い環境かわからない…」といった不安から、転職への1歩が踏み出せないこともありますよね。そこで今回は、転職で失敗しないために“ 抑えてほしいポイント ”を3つご紹介いたします!転職に不安を感じている人や、転職先に迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね
Contents
転職活動に最適な時期選び
転職を考えた時に大切なのが、就職活動のタイミング。多くの求人が、市場に出る時期を見極めることが大切なんです。また、多くの求人情報を取り扱っている『保育のお仕事静岡』のような、転職サイトから検索するのがおすすめ!数多くの保育施設から選ぶことができるので、最適な職場環境を選ぶことができます。では、転職に最適な時期や、転職サイト『保育のお仕事静岡』について見ていきましょう。
求人が多い時期を狙う
保育園の求人情報が出る時期は、【1月~3月】が多くなります。一般的な保育園では、11月~12月に職員の面談を行い、来年度『クラス担任の希望』『勤務継続意思』を確認します。そのため、面談後の1月~3月頃に求人が多くなるのです。しかし、早い保育園では10月以降から求人情報が出てくることもあるので、【10月頃】から求人情報をチェックしておくことをおすすめします。転職を決意したら、職場に迷惑がかからないように、できるだけ早めに退職の意思を伝えましょう。民法では、「退職日の2週間前までに伝える」と定められていますが、同僚や子ども達のことも考えて、【11月~12月頃】までには退職の意思を伝えることをおすすめします。
自分に合った職場選び
保育施設には様々な種類があります。
・認可保育園
・認可外保育園
・企業内保育園
・託児所
どの施設も“ 子ども達のお世話をする ”という大きな目的は同じですが、『保育環境』『勤務体系』『給料』などが異なります。自分に合った職場を選ぶためには、各施設のメリットやデメリットを理解しておくことが大切なので、さっそく確認していきましょう!
認可保育園
児童福祉法の基準を満たした、国から認可されている保育園です。公立の場合は、教育内容がだいたい共通しており、私立の場合は、園独自の教育が行われています。時給は950円~1,350円くらいが相場となっています。
<メリット>
認可保育園は、公的な補助金で運営されているので、給与面で安定しているのが特徴です。また、保育所保育指針を基本とした、子どもの成長や季節に合わせた計画を立てて保育が行われているので、保育士としてのスキルアップが目指せる環境が整っています。『スキルアップしたい』『安定した環境で仕事を続けたい』という人におすすめです。
<デメリット>
子どもの成長を見極めた保育計画や、行事の準備だけでなく、日々の雑務が多いので常に大忙しです。その保育園のやり方が合わない場合は、ストレスを感じてしまうこともあります。『人間関係に疲れた』『定時であがりたい』という人には不向きかもしれません。
認可外保育園
国の認可基準を満たしていないが、各都道府県から認可されている保育園です。最近では、インターナショナルスクールや受験対策など、本格的な教育が受けられる保育施設が人気のようです。時給は1,050円~1,250円くらいが相場となっています。
<メリット>
園独自の教育が行われているので、自分が得意な分野(英語・体操・音楽など)を活かしながら、保育を行うことができるのが特徴です。また、認可外保育園では“ 小規模保育園 ”が多いので、子ども一人ひとりにゆっくりと向き合った保育を行うことができます。『得意分野を保育に活かしたい』『ゆったりと保育をしたい』という人におすすめです。
<デメリット>
認可外保育園は国の基準を満たしていないので、園庭がない・保育室が狭いといった、保育設備が不十分な場合があります。大きな行事が開催できない園もあるので、達成感は少ないかもしれません。『子ども達と行事に向かって頑張りたい』『充実した保育環境で働きたい』という人には不向きかもしれません。
企業内保育園
自社の従業員のお子さんを対象とした保育施設で、企業の敷地内や隣接した場所に設置されています。企業の勤務時間によって、夜勤などのシフト制の場合もあります。時給は1,030円~1,300円くらいが相場となっています。
<メリット>
一般的な保育園に比べて時給が高く、行事や業務が少なく、休みがとりやすいのが特徴です。また、小規模で運営していることが多いので、アットホームな雰囲気で保育を行うことができます。『ゆったりと保育をしたい』『給料アップを目指している』という人におすすめです。
<デメリット>
保育施設が狭い・園庭がないといった環境が多いので、工夫しながら保育を行う必要があります。また、他の保育施設に比べて給料が高いのは、夜勤や休日出勤があるからです。『夜勤や休日に出勤できない』『のびのびと保育がしたい』という人には不向きかもしれません。
託児所
国の認可を必要としない、一時的に子どもを預かる保育施設です。現在は待機児童問題により、保育園に入れない家庭の受け入れ先にもなっているので、月極で契約できる託児所もあります。時給は910円~1,350円くらいが相場となっています。
<メリット>
一般的な保育園で行われる行事などがないので、仕事量が少ないのが特徴です。サービス残業や、持ち帰りの仕事といった業務の負担がほぼありません。『保育園での仕事が体力的にきつくなってきた』『保育だけに専念したい』という人におすすめです。
<デメリット>
一時的に託児所を利用する人が多いので、子どもを安心させるまでに時間がかかることもあります。また、お子さんの年齢も異なるので、臨機応変な対応が必要となります。『保育士としての経験を積みたい』『スキルアップしたい』という人には不向きかもしれません。
適切な情報収集
転職で後悔しないためには、適切な情報収集がポイントとなります。地域に根差したハローワークや転職サイトを利用することで、自分に合った具体的なアドバイスをもらったり、最新の求人情報をチェックすることができます。
ハローワークでの情報収集
ハローワークでは、求人情報をチェックしたり、職員に条件を伝えることで、就職希望先へ面接の取り付けまで行ってくれます。しかし、保育に特化した機関ではなく、登録されている求人情報の中からの紹介となります。ハローワークには求人情報を出していない保育施設もあるので、自分の希望する保育園が見つからない場合もあります。多くの求人の中から選びたいという人は、次にご紹介する転職サイトでの情報収集がおすすめです。
転職サイトを活用した情報収集
求人情報だけを提供するのではなく、あなたに合った最適な転職プランの提案や、あなたに向いている職場の紹介を行ってくれます。「どんな職場が向いているかわからない」「求人情報が多すぎてわからない」という人も、安心して転職先を見つけることができるので、地域密着型の転職サイトを活用しましょう!
まとめ
保育園を転職する時におさえておいてほしいポイントを、もう一度確認しておきましょう。
1.転職活動は10月頃からスタート
2.自分に合った保育施設の選定
3.転職サイトでの情報収集
転職に失敗しないためにも、転職サイトのコンサルタントに相談しながら、あなたに合った職場を選んでみてくださいね。
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