幼児教室とは?幼児教室の仕事内容と幼児教室で働くメリット、デメリットを解説します!

幼児教室

幼児教室は保育士免許所有者の働き場所のひとつとなっています。ここでは幼児教室の特徴や仕事内容についてまとめました。幼児教室ではどんなレッスンを行い、従業員はどのような業務を行うのか解説。幼児教室で働こうか、ご検討中の方はぜひ参考にしてください。

幼児教室とは

幼児教室は主に0歳から6歳までを対象とした幼児向けスクールです。幼児教室によっては6歳以上でも小学生向けコースを用意しているケースもあります。幼児教室は年齢に合わせてカリキュラムを用意。基本的にはレッスンをみっちり行なうというより、楽しく遊びながら脳を鍛えることを重視しています。幼児教室は年間授業が680時間を超えると学校としての扱いになりますが、実際には1日1時間程度のレッスンが多いため、あくまでも任意の教育機関という認識になっています。

幼児教室の仕事内容

カリキュラムに則り、幼児に指導するのが主な業務です。幼児期は思考、想像、共同、言葉といったことを身につける大切な時期。学びの芽生えのタイミングで、幼児にわかりやすく説明してあげることで、その能力を引き出していきます。主に遊びによるレッスンが多いです。例えば、フラッシュカード。イラストが描かれたフラッシュカードを1秒程度見せて、イラストに描かれた特徴や、記載された文字を思い出してもらいます。このレッスンでは記憶力や集中力を高め、右脳を鍛えていきます。いろいろな道具や物を使って、幼児たちと接して思考力を高めていきます。幼児と接している時間が多いですが、1日中レッスンをしているわけではありません。事前準備を行ったり、スケジュール調整を行い、幼児の特性や思考を理解するための用意をします。幼児教室は各施設によって授業内容が異なります。各施設オリジナリティ溢れる授業を行なっていることもあり、必ずしも統一の仕事内容はありません。

幼児教室で働くメリット

幼児教室で働くメリットとして下記のことが挙げられます。

  • 学習意欲や探究心の強い幼児(または親)がレッスンを受けることが多い
  • 常に親が背後でサポートしている
  • 幼児の性格や思考力などを改めて学ぶことができる
  • 勤務時間が決まっている

幼児教室は義務教育ではなく、あくまでも親の考えによってレッスンを受ける施設です。
そのため向上心の強い幼児や親が多い傾向があります。一般的な保育園や幼稚園は、学習意欲が高い幼児だけが集まっているわけではありません。そうなると全く話を聞いてくれない幼児もいますし、暴れ出してしまう幼児も。しかし幼児教室ならそういった状況に陥ることは、ほぼ皆無。親も背後から常に一緒にレッスンを受けていますから、もし幼児がぐずったりするとすぐに親がサポートに入ります。一般的な保育園は育児の延長という感覚ですが、幼児教室はあくまでもレッスンを行う場所という環境が揃っています。そして幼児教室は学校のように、1日中レッスンを行っているわけではありません。1日に1、2回程度レッスンを行い、その時だけ幼児と接するケースが多いです。メリハリをつけて働くことは出来、延長保育などもないので定められた勤務時間となっています。

幼児教室で働くデメリット

幼児教室で働くデメリットとして下記のことが挙げられます。

  • 厳しい親、モンスターペアレントが時折存在する
  • 土日出勤のケースが多い
  • 勤務先を掛け持ちするケースがある

幼児教育のレッスンを受ける親は、教育に積極的なママパパが多いです。そのためその気持ちが強すぎて、時には自己中心的で理不尽な要求や言動を行う親も少なくありません。

「そのレッスンは家でもできるので他のものにしてほしい」
「もうちょっとレベルを上げたカリキュラムを実行してほしい」

このように伝えてくる親も珍しくありません。ただ、幼児教育は基本的に1対1より、5、6人程度の少人数制を敷くことが多いです。1人の親の意見だけを聞いて、レッスン内容を変えることはありません。

レッスンに納得いかない親がいると、業務に支障が出てしまうこともあります。また平日は保育園や幼稚園などに行き、幼児教室でのレッスンは土日にしたいという親も多いです。そのため土日出勤も多くなる傾向があります。

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