先輩保育士の機嫌の悪さに耐えられなかった|保育士辞めたいアンケート

保育士辞めたい

年齢・性別

27歳・女性

現在の居住都道府県

東京都

保育士として働いた(働いている)年数

1年10ヶ月働いていた

保育士を辞めたいと初めて思った年数

保育士になってから4ヶ月目の時

保育士を辞めたいと思った時、どなたかに相談しましたか

副園長先生と通院している心療内科の主治医、同僚

保育士を辞めたいと思ったきっかけ

保育士辞めたい

新卒で0歳児クラスに配属された時、同じ0歳児クラスの上司の態度が酷く辞めたいと強く思うようになりました。上司はクラスリーダーとして、私に色々と保育の仕方やコツ等を教えてくれました。しかし、機嫌が悪い時や上司の中にあるやりたい保育が上手くいかない時に、目に見えて不機嫌になることが度々ありました。特に職場の人数が足りず、クラスリーダーとして指示を出さなければいけない時に(例えば子どもがその時に限ってオムツ替えでウンチが出ている子が多く、オムツ替えに時間が取られている時や、連絡帳等の書類を書かなければならない時に子どもが寝なかったりするなど)、溜息をつく回数が多くなり、言葉もきつくなりました。「何か手伝うことはありますか?」と言っても「やらなくていいです」と投げやりに不機嫌な声色で言われる事も多く、一緒に仕事をする事がだんだんとしんどいと感じるようになりました。

 

そして配属されて4ヶ月目の時、遅番でその上司が来た際、声をかけることを戸惑う程機嫌が悪い日がありました。子ども達も雰囲気を察したのか、その上司に近づかず、更に不機嫌になり、実質2人の職員で子どもを9人保育している状態になりました。上司が怖いということと、多くの子ども達を見ている所で、余裕が無くなり、不注意で子どもに怪我を負わせてしまいました。その時に初めて心から保育士を辞めたいと強く思うようになりました。

 

関連記事

保育士辞めたい理由|保育士のアンケート調査結果を公開

保育士を辞めたいと思った時の職場

保育園で0歳児の担任をしていた時

解決策

上司の機嫌に耐え切れず、一度休職をして心身共に回復するように努めました。休職を始めて2週間はご飯もろくに食べることが出来ず、布団から起き上がることが出来ない状態でした。休職している時に転職を決意し、実際にエージェントと面談を行い、保育士として続けていくことが自分の望んだ未来なのか、やりたい事にチャレンジしても良いのではないかとキャリアの棚卸をしっかりと行いました。休職期間を終えて復帰した時も、徐々に体を慣らしていく為に時短勤務を行い、定期的に副園長先生と面談を行い、予後も順調に進みフルタイムで勤務できるまでに回復しました。休職明けからは副園長先生に相談をよく持ちかけ、悩みや相談を話す機会を多く設けました。そして、今年の2月に未経験の業種での転職に成功しました。

転職することによって解決した場合の職場

現在はIT業界へ転職し、正社員になるまでは様々な企業のヘルプデスクとして事務職で勤務を行っています。

今保育士を辞めたいと悩んでいる保育士さんたちへのアドバイス

保育士

辞めようか悩んでいるのであれば、まずは副園長や園長にその話を相談してみた方がいいと思います。私は、休職という手段が選択肢に無く、死ぬか仕事を辞めるかという2つの選択肢しか考えることが出来ませんでした。仲の良い同僚に胸の内を話して、まずは上の人間に話を持ち掛ける勇気をもらうことが出来ました。副園長先生は親身になって話を聞いてくれて、辞めるという選択肢ではなく、一旦体を休めるという意味で休職という形で在籍することを後押ししてくれました。一人で悩みを抱え込まず、仕事を続けるかどうかの悩みは上司へ伝え、仕事の愚痴等は保育園とは全く関係のない友人に話す方が良いと思います。職場の同僚に愚痴を話すと、それが知らず知らずのうちに広まる可能性が高く、女性社会の為、いわゆる陰口等も生じやすいです。同僚にはあくまでも自分の気持ちを伝えるという段階で留めておいた方が後々辞める時に円満退職が出来るようになります。また、辞めたいという気持ちがどの程度強いかによっても対処方法は異なりますが、思い切って心療内科等の病院で自分の心身の状態を客観的に見る事も重要な視点ではないかと思います。保育士以外にも子どもにかかわる機会は作ることはできます。私は友人の子育てに保育士としてアドバイスをすることもあり、保育士としての経験が活かせています。資格を活かしたフィールドを探していきながら、自分でも出来ることがあると自信をもってほしいです。

 

関連記事

保育士辞めたい理由|保育士のアンケート調査結果を公開

関連記事
関連求人 Relation