保育観の違いに耐えられなくなった|保育士辞めたいアンケート
Contents
年齢・性別
41歳・女性
現在の居住都道府県
岡山県
保育士として働いた(働いている)年数
15年
保育士を辞めたいと初めて思った年数
保育士になって2年が経過した時
保育士を辞めたいと思った時、どなたかに相談しましたか
一緒にクラス担任をしていた先輩
保育士を辞めたいと思ったきっかけ
保育士としてお仕事を続けていく中で、子どもに寄り添いながら保育をされる方と、自分の思う通りに子どもを動かそうとする保育士がいることがあります。わたしがやめたいと思う時は、後者の人が職場に多くなるケースです。子どもに寄り添う保育をする場合、どうしても制作活動などはペースが遅くなる場合もありますし、集団行動的に優れていない(一斉に作業をしない・先生の指示を聞く場面で、子どもたちのおしゃべりが多いこともあるなど)がみられることがありますが、子どもたちが萎縮せずのびのびと生活することができるクラス運営をする方がわたしが目指す保育感です。その保育感とは真逆とも言える保育士の言動は、他クラスであってもとても心苦しいことが多かったです。しかし、当時の職場は、異動のある職場でしたので、自分が目指す保育士像に近い先輩方が異動になることで、より支配的な保育士が多くなり、またそんな支配的な雰囲気に耐えられなくなりました。また、保育士が退職していくのをみると、一体なにが正しいのかわからなくなって、保育士を辞めたいなと思うことがありました。
保育士を辞めたいと思った時の職場
保育園で0・1歳児の担任をしていたとき
解決策
求人を見ていたら現職場の待遇があまりよくないことを知り、転職活動を少しずつ開始しました。その最中に、職場が他園と統合することが決まったことがわかり、また自分の妊娠もわかったので、これをきっかけに、次職場を決めず、退職しました。
転職することによって解決した場合の職場
児童発達支援施設(もっと丁寧に子供と関わりたいと思ったので保育園ではない場所を選んだ)
今保育士を辞めたいと悩んでいる保育士さんたちへのアドバイス
保育士は、人間相手の仕事です。予測不可の出来事が多々起こります。その都度、自分を責めて、追い込んで悩みすぎてしまう人も多いのではないかなと思います。保育は連携プレイで、はじめて成り立つものです。連携プレイが難しい人との保育は、非常に難しいですし、保育士ひとりができることには限界があります。「一緒に保育をしていて、何も問題が解決されないな」「一人で保育をしていて辛い」と感じたら、ぜひ転職を考えてみてください。世の中には、子どもに怒声をいう保育士もまだまだいますが、素晴らしい保育士がいるのも事実です。そんな素晴らしい保育士がいる園というのは、新人も育ちやすく、人もやめないことが多いので、求人もあまりでないのが現状です。しかし、こまめに求人を探すことで良い園に巡りあうことも事実です。忙しい業務をしながら、相手の変化を待つことは難しいことです。まずは一緒に仕事をしたい保育士を見つけてみてください。きっと、保育がもっと好きになると思います。応援しています。
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