保育士の面接で面接官が見ている3つのポイントとその対策とは

保育士の面接で面接官が見ている3つのポイントとその対策とは

就職や転職の最大の関門『面接』

 

「何を基準に評価しているんだろう…」

 

「緊張してうまく答えられるかわからない…」

 

そんな風に、面接に対して不安を抱えている人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、保育士の面接で面接官が見ているポイントと対策をご紹介します。

保育士としての勤務経験がなくても、ポイントをおさえておくことで採用率が高くなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

面接官が見ている3つのポイント

面接官が見ているポイントは3つ。

 

1. 第一印象
2. 経験
3. 熱意

 

経験というポイントに、保育士としての「勤務経験がない」「勤務経験が少ない」と、不安を感じていませんか?しかし、面接前の書類選考を通過しているので、保育士としての経験については問題ありません!過去ではなく、『どのような保育士になりたいか』という未来を、自分の言葉でしっかりと伝えることが大切です。

 

面接の合格率アップに一番大事なことは、あなたの人柄や仕事に対する熱意を伝えること。保育士としての経験の有無については、あまり気にしなくて大丈夫です。それでもやはり、面接は緊張してしまいますよね。そんな不安な気持ちを解消できるように、面接官が見ているポイントをさらに深堀してご紹介していきます。落ち着いて面接に挑めるように、ぜひ取り組んでみてください。

 

第一印象

面接で一番重要となるのが『第一印象』です。人は視覚からの情報を重視しているため “ 第一印象は3秒で決まる ”と、アメリカの心理学者が『メラビアンの法則』として提唱しています。

 

<メラビアンの法則>
人が情報を重要視している割合
・言語情報 7%
・聴覚情報 38%
・視覚表情 55%

 

つまり、話の内容よりも、見た目や声のトーン、表情などが第一印象では重要視されているということです。人は無意識のうちに第一印象に左右されているので、面接官によっては第一印象で合否を決めてしまう場合もあります。とても重要な第一印象ですが、事前の準備でコントロールすることができるので、第一印象を良くするためにできることを確認していきましょう。

 

対策1.身だしなみ

 

身だしなみで意識しておきたい、好印象を与えるための三大要素は以下の通りです。

 

1. 清潔感
2. 健康的
3. 機能的

 

これら3点を踏まえた、身だしなみの項目にチェックしていきましょう。

 

<身だしなみをチェック>

 

・地毛に近い髪色
・前髪が目にかかっていない
・髪が長い場合はすっきりと結ぶ
・健康的なメイク
・座った時に膝が隠れるくらいのスカート丈
(パンツスーツは折り目をしっかりと付ける)
・アクセサリー類は基本付けない
・清潔感のある爪の長さ
・ストッキングはナチュラルな肌色
・ヒールは3~5cm

 

全てのチェック項目をクリアしていれば、好印象を与える三大要素はばっちりです!髪がボサボサだったり、スーツがヨレヨレの場合は、美容室へ行ったり新しいスーツを購入することをおすすめします。面接当日にバタバタしないように、1週間くらい前から準備を始めておきましょう。

 

 

対策2.笑声(えごえ)

 

あまり聞きなじみのない『笑声(えごえ)』ですが、相手に好印象を与える声のことを言います。先ほどご紹介した身だしなみに加え、自然な笑顔を作りながら笑声で話すことで、さらに面接官への印象がアップします。笑声は簡単にトレーニングすることができるので、以下の手順で練習してみてください。

 

<笑声のトレーニング>

 

1. 体や顔の力を抜いて、鏡の前に姿勢よく立つ
2. 「い~」と発音しながら口角を真横にひく
3. その状態のまま、「え~」と発音しながら口角を上げる
4. 口の形が逆三角の状態で、「よろしくお願いします」と声に出す

 

不自然な笑顔になってしまうという人は、目元も連動させて笑うことで、自然な笑顔で話すことができます。

 

 

対策3.他人の意見をもらう

 

面接の練習を、鏡や録画した動画で自己評価することで、改善点が見えてくることもあります。
しかし、自己評価だけでは見えない部分もあるので、他の人に確認してもらうことも対策として有効です。

相手は親や友人でも大丈夫ですが、あなたのことをよく知っている人よりも、保育面接のプロフェッショナルに意見をもらう方がおすすめです。

保育士の転職サイト『保育のお仕事静岡』では、転職の紹介やサポートだけでなく、コンサルタントがアドバイスや相談に乗ってくれるので、より質の高い面接の事前評価を受けることができます。

 

 

経験

面接官は、履歴書や職務経歴書の内容を把握しているので、面接では “ 書類に書かれていないこと ” を自分の言葉でアピールすることが大切です。今まで何をしてきたのかということではなく、“ どのようにやってきたのか ” ということを話すことで、過去の経験に深みを持たすことができます。

 

以前の仕事が保育とは違うジャンルでも、その仕事に対して「どんな風に取り組んできたのか」「向上のために何を提案したのか」といった、仕事への前向きな姿勢を伝えることがポイントです。「緊張でうまく伝えられなかった」ということのないように、あなたの経験を伝えるための方法を確認していきましょう。

 

対策1.事前に文章にしてみる

 

いざ面接官を前にすると、言葉が思いつかないということがあります。それではせっかくの経験も意味をなさないので、事前に文章にしてみることが大切です。保育士としての経験が少ない・経験がないという場合は、以前の仕事やアルバイト・学生時代の活動について文章にしてみましょう。

<文章化する際のポイント>

 

・大変だったこと
・それをどの様に克服したか
・その結果何を得られたか

 

この3つを意識して書きだすと、相手に伝わりやすい構成になるのでおすすめです。

 

対策2.他人の意見をもらう

 

文章化したものを自分で振り返るには限界があるため、他人に評価してもらい修正していくことが重要です。第一印象同様、保育面接のプロフェッショナルに意見をもらうことをおすすめします。

 

保育士の転職サイト『保育のお仕事静岡』では、コンサルタントが面接に関するアドバイスや相談に乗ってくれます。就職活動から就職後までしっかりとサポートしてくれるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

 

熱意

面接で、周りの人と大きく差をつけることができるのが『熱意』です。保育士として「どのように子どもと関わっていきたいか」「こんな保育士になりたい」など、働くことへの熱意をしっかりと語ることがポイントになります。

 

ここで注意しておきたいのが、熱意は自分の思いだけでなく、保育園の思いとマッチすることが大切です。
ミスマッチが起こらないように、熱意を伝えるための準備について確認していきましょう。

 

対策1.面接を受ける保育園のホームページを確認する

保育への熱い思いがあっても、保育園の保育理念や思いと合致しない場合は、採用に繋がらない場合があります。そうならないために、まずは面接を受ける保育園のホームページ等で、保育園側が大切にしていることを確認しておきましょう。その中から、共感できる部分を見つけて、具体的に自分の熱意へと繋げることが大切です。『保育園と同じ方向を向いて保育をしていきたい』ということを、自分の言葉で伝えてみてください。

対策2.想いをこめた話し方を練習する

文章化した内容を、ただ暗記して話すだけでは思いは伝わりません。相手へ自分の思いを伝えるためにも、思いを込めた話し方の練習をしておきましょう。

<思いを込めた話し方のポイント>

 

・身振り手振りをしっかり使う
・声の抑揚やトーンを使い分ける

 

熱意を込めた話をする時に、この2点を意識することで、ぐんと思いを込めることができます。身振り手振りをつけることで、緊張をほぐすきっかけにもなるので、ガチガチに固まってしまうという人にもおすすめです。やりすぎは落ち着きがないと思われてしまうこともあるので、“ 熱意を伝えたい ” という時に取り入れてみてください。

 

対策3.他人の意見をもらう

熱意は、伝え方次第で相手が感じる印象が大きく異なります。そのため、第一印象や経験同様、保育面接のプロフェッショナルに意見をもらうことをおすすめします。保育士の転職サイト『保育のお仕事静岡』では、コンサルタントが内容や伝え方に対して、客観的な評価とアドバイスを行ってくれるので、安心して面接に挑むことができます。

 

まとめ

面接官が見ているポイントを改めて確認しておきましょう。

 

1.第一印象
・身だしなみ
・笑声

 

2.経験
・文章化

 

3.熱意
・思いを込める

 

面接官に好印象を与える3つのポイントをおさえて、しっかりと面接に挑んでみてください。個人では正解か不正解かわからない点もあるので、『保育のお仕事静岡』などを利用しながら、これまでの経験や保育の思いをしっかりと伝えてくださいね。

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